子育て支援コラム
2020年 11月 09日

11月は「児童虐待防止推進月間」です。

昨年1月の千葉県野田市の女児虐待死事件を受け行われた公明党の緊急提言を受け、親による体罰禁止や児童相談所の体制強化などを定める児童福祉法等改正法が成立・施行されました。

児童虐待防止のシンボルであるオレンジリボンは、2004年、栃木県小山市で幼い兄弟が虐待の末に亡くなった事件を受け、虐待防止の啓発のために考案されたものです。

野田の事件受け、緊急提言

昨年1月には千葉県野田市で女児が虐待で亡くなるという痛ましい事件が発生しました。

この事件を受け、公明党は緊急提言をまとめ、翌2月に政府に申し入れました。

提言では、「しつけ」に名を借りた体罰を一掃するための法整備や、親が子を戒めることを認める民法の「懲戒権」のあり方の見直しなど再発防止策を求めました。

>改正法・公明党の提言随所に

昨年6月には、公明党の提言が随所に反映される形で、親などによる体罰の禁止や児童相談所の体制強化策などを定める児童福祉法等改正法が成立し、一部を除き、本年4月から施行されました。

改正法では、子どもへの「しつけ」と称した体罰が虐待につながっていることから「体罰の禁止」が明記されました。

民法の「懲戒権」については、公明党の訴えを受け、体罰などを容認する根拠にされないよう施行後2年をめどにあり方が検討されることに、また現在、民法(親子法制)部会で調査・審議が行われており、来年末をめどに法務大臣に答申がなされる予定です。

発生の防止と早期発見

児童虐待防止のためには、発生を予防し、早期発見するためには関係機関の連携が必要です。

改正法では、児童相談所と婦人相談所及び配偶者暴力相談支援センターとの連携強化が明記されました。

また、相談体制を強化するため、虐待相談の拠点として子ども家庭総合支援拠点が22年末までに全市町村に設置されるほか、学校での早期発見と適切な初期対応に当たるスクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーの重点配置が進行中です。

また、新型コロナの影響により児童虐待のリスクが高まっています。

公明党はネットワーク政党として、国と地方の密接な連携の下、子どもの命を守るために必要な施策を推進し、児童虐待を起こさせない社会」の実現に向けて全力を尽くしていきます。

日本版ネウボラ設置を推進

公明党は、子育て家庭が社会から孤立するのを防ぐため、産前産後から子育てまで切れ目なく支援する「子育て世代包括支援センター」(日本版ネボラ)の設置を推進しています。

船橋市では、公明党会派の推進により、今年1月22日に、保健福祉センター内に「ふなここ」として設置されました。

これからは、船橋市の児童相談所設置に向け、尽力してまいります。