日本子ども虐待防止の大会で感じたことですが、
子どもは、どの子も可愛い!
そして、子どもに罪はない!

・虐待を受けているお子さんの中で、40%くらいは障害のあるお子さんがいます。
障害があっても地域の大事な子だから、地域で支え、産まれてきて良かったと言えるようにしてあげたい。
・また、お母さんが苦しい時は、助けてって言える、自分に寄り添い支えてくれる人をつくる。
それができれば、一人じゃないと思って頑張れる。
・虐待するお母さんを悪者にしない。
お母さんを育てていける社会をつくっていかなければならない。
私も苦しんでいる人に寄り添える船橋市にしたいと感じています。
昨年の児童虐待の相談対応件数は、全国で12万2575件、船橋市の虐待相談件数は、506件。
これだけ虐待に苦しんでいる人がいるという事です。
相談件数の増加の要因は、虐待を受けたと思われる子どもを見つけたときに児童相談所全国共通ダイヤル(189いちはやく)に通報されるようになったこと。
また、警察もDVを抱える家庭の情報を児童相談所に積極的に伝えるようになったこと。
更に、子どもの目の前で親が配偶者に暴力を振るうことも「心理的虐待」としてカウントされるようになったこと。
などが挙げられます。
昨年、児童福祉法・児童虐待防止法等の改正により、全ての児童が健全に育成されるよう、発生予防から自立支援まで対策の強化を図るため、児童福祉法の理念を明確化しました。
また、母子健康包括支援センターいわゆる子育て世代包括支援センターの全国展開などが明記されています。
国も親を支援する方向に向かっています。
母親が10代や未婚、そして、望まない妊娠、周囲のサポートがないといったリスクを抱えている場合、妊娠中から支援をすることになりました。
お隣近所にお住いの親子を見守っていきたいと思います。