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胃がん対策について…スマイルニュース第28号 H24年第3回定例会から

  2012年11月19日

胃がん対策について

*高崎市では、平成23年度から胃がんリスク(ABC)検診と20歳のピロリ菌検診が高崎市の事業として始まった。
胃がんの原因のほとんどがピロリ菌感染であることがわかってきており、ピロリ菌感染の期間が長いと胃がんになりやすい萎縮性胃炎になる。
この菌の感染は、生まれてから10歳ぐらいまでに感染し、現在の感染率は、10代では10%以下、50代では約50%、60代以上では80%の方が感染者。

 胃がんリスク検診の検査方法は、採血に依る血液検査法であり、胃がんそのものを診断するのではなく、胃がんになりやすいかどうかを診断し、胃がん発症リスクの高い人に対してピロリ菌の除菌や定期的な精密検査を勧めるもの。
この検査方法は、従来のバリウムを飲むレントゲン法と比べ、食事の制限もなく、わずかな血液を採るだけで診断が可能であり、早期がんの発見率が高いことや、検査が受けやすく多数の検診が可能であり、検査費用が安価であることが特徴。

検査の結果…胃の萎縮がなく、ピロリ菌にも感染していない人をAタイプ、
萎縮は無いが、ピロリ菌の感染が判明した人をBタイプ、
萎縮があり、ピロリ菌にも感染している場合をCタイプ。
 胃がんなどの発症について、Aタイプの方は発症率が非常に低い、またBタイプの方もピロリ菌の除菌で、かなり低くなる。
よって、全体の約3割と云われるCタイプの人に、胃がん発症のリスクの高さを説明し、ピロリ菌の除菌や定期的に内視鏡の検診を受けてもらうことで、胃がんなどを大きく減らすことが可能。
 
 平成18年度からこの胃がんリスク検査を医師会独自の検査として行い、今年の7月から市の検診として開始した高崎市では、20歳になった時に、自己負担ゼロでこのリスク検査を受けてピロリ菌感染の有無を調る。そして40歳から5歳ごとに70歳まで、500円の自己負担でリスク検査を受けることが出来る。
 手軽さが受けて、多くの方が受診している。
そして自分が胃がん発症の因子を持っていること、
胃がんのリスクが高いことを認識することで以後の定期的な検診や、ピロリ菌の除菌治療をする市民が増えている。

質問① 本市に於いても胃がん対策として、胃がんリスク(ABC)検診を、制度として導入してはどうか、伺う。
答弁 先進市で取り組んでいる事例は承知しているが、現段階では導入する考えは無い。

*胃がんリスク(ABC)検診は胃がんを見つける検診ではありません。胃がんになるリスクを判断し危険性のある方には精密検査(胃内視鏡等)を受けて頂く2段構えの検診です。

質問② 胃がんリスク(ABC)検診に対して、市はどのような評価をされているのか、導入することにより、受診率が上がるのではないか
答弁 検査方法で受信者の負担が少ないなどのことが評価できる。
  しかしながら、この検診が、胃がんの死亡率を減少させるというエビデンス(根拠・証拠)が確立していないことから導入はできない。

質問③ 本市の胃がんバリウム・レントゲン検診の現在の検診方法に対する評価を、伺う。
答弁 がんの死亡率を減少させるエビデンスに基づく検診だと評価している。

質問④ 高崎市のように胃がんリスク(ABC)検診を40歳から5歳刻みで導入し、20歳でピロリ菌検診を導入するとしたら、市の負担はどの位になるのか、伺う。
答弁 20歳の対象者が5000人
40歳から70歳までの5歳刻み年齢の対象者が56000人
仮に20%の対象者が受診した場合
ピロリ検診…1000円×1000人=100万円
ABC検診…1500円×11200人=1680万円
委託料以外に検針票印刷費、システム改修費が発生する。

要望 一人の検診料が1000円から1500円と安価であり、ピロリ菌の除菌を行えば、胃がんの撲滅に大きな効果がある。
 特定検診にピロリ菌の検査を導入し、その除菌を徹底することによって、胃がんは相当数減らすことができると考える。是非、導入のご検討頂きたい。


  • 藤川ひろ子(船橋市議会議員)
  • 船橋市議会議員

  • 電 話
    047(463)5185

  • 略 歴
    1959年 東京都葛飾区生まれ。
    15歳の時に千葉県花見川区へ。
    2007年 船橋市議会議員 初当選。

    元幼稚園教論。幼児教室の開催など幼児教育に携わってきました。子どもたちの未来のために、安心して暮らせるまちづくりを目指します。

    市民相談 2,400件。

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