お問合せ・ご意見・ご感想
スマイル・ブログ

徘徊高齢者の支援① 徘徊高齢者の捜索について 

  2015年09月21日

徘徊高齢者の支援 

9月21日は世界アルツハイマーデー。
この日は、国際アルツハイマー病協会が、世界中で認知症の理解を深め、認知症の方と家族に援助と希望をもたらすため制定をされました。

昨年の9月20・21日と、大牟田市で、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指して、第11回徘徊SOSネットワーク模擬訓練が開催をされました。

大牟田市では啓発も兼ねて、この世界アルツハイマーデーの直後の日曜日に徘徊模擬訓練を実施しています。
昨年、11回目を迎え、船橋からも私を含め6人参加することができて、貴重な体験をさせていただきました。

私たちの参加した白川校区では、1グループ6人ずつに分かれ、それぞれ配役を決めて、担当するコースを歩きながら、出会った人に声をかけます。
出会った人にこの訓練の趣旨を話して、徘徊役の方の対応をお願いいたします。「どうされましたか」と、徘徊役の方に声をかけてもらうと、「いつも行く病院に行きたいんだけど、どう行っていいかわからなくなってしもうた」と、徘徊役の方は、本当なのか演技なのかわからないほど、徘徊役になり切って話をされています。

初対面なのに何の違和感もなく会話が進んでいきました。ある程度やりとりをした後、快く訓練に協力をいただいた方にお礼を言いながら、このような徘徊の方を見かけたら、こちらに連絡をしてくださいと、警察などの連絡先が書かれてあるカードを渡し、ご協力していただいた方にも、きょう、ご協力いただいたあかしに電話を入れてもらい、この模擬訓練の協力・参加のカウントがされるというものです。

 感想としては、毎年模擬訓練が行われていることもあり、このような、町全体の取り組みを見守る温かな体制と市民の認識の高さにびっくりしました。
そして、大人だけではなく、小中学生や高校生の参加も多く見られ、世代を超えた地域住民の認知症理解の広がりと、見守りのネットワークができてきていることも感じました。

何より、ご協力くださった方は、あすは我が身、他人事ではないのよとおっしゃって対応してくださっていました。その上、ほとんどの方が嫌な顔をせず引き受けてくださったのです。

 行政が明確なビジョンを持ち続け、アクションプランとして実践をしてきております。毎年開催するのは大変だと思いますけれども、障壁があっても、絶えず何のための取り組みであるかを皆で語り、伝え、育て続ける志と仲間がいるということで、その輪を広げようとしております。
 今回の模擬訓練には全体として、大牟田市21校区に約2,000人が参加されていました。そのうち、私たちのように、県外視察の方は100名です。

大牟田市の人口は12万人、船橋の約5分の1以下です。ですから市全域に広げることができたと言えるかもしれません。
また、地区ごとに核となる人材を育成し、配置されています。
大牟田市では、徘徊模擬訓練があった数日前にも、本当に夜中に徘徊をされた男性の方がいて、SOSネットワークでメール配信し、皆で探したそうです。もし見つからなかったら、きょうの模擬訓練は開催できませんでしたとおっしゃっており、無事に見つかり、日ごろの訓練が生かされていることも実感をいたしました。


  • 藤川ひろ子(船橋市議会議員)
  • 船橋市議会議員

  • 電 話
    047(463)5185

  • 略 歴
    1959年 東京都葛飾区生まれ。
    15歳の時に千葉県花見川区へ。
    2007年 船橋市議会議員 初当選。

    元幼稚園教論。幼児教室の開催など幼児教育に携わってきました。子どもたちの未来のために、安心して暮らせるまちづくりを目指します。

    市民相談 2,400件。

  • プロフィール詳細

    お問い合わせはこちらから

  • お問合せ・ご意見・ご感想

▲ ページの上部へ戻る