お問合せ・ご意見・ご感想
スマイル・ブログ

貧困対策について ➀ H27年第4回定例会より

  2016年06月30日

貧困対策について ➀

 貧困による経済の格差は子供の教育格差にもつながり、成長後も希望の仕事につけず、収入が低いままになるなど、貧困の連鎖が大きな問題となっている。

公明党では、生まれ育った環境で将来が左右されてはならないと、国において子供の貧困対策推進法の成立をリードし、現在、ひとり親の就労支援や児童扶養手当の拡充など、貧困の連鎖解消に取り組んでいる。

 国においては、子供の貧困対策に対する大綱が制定され、千葉県としても国の大綱を勘案し、子供の貧困対策を総合的に推進するため、千葉県子どもの貧困対策推進計画を作成中。

質問① 船橋市においても本格的に貧困対策に取り組み、着手すべきと考えるが、市として子供の貧困対策をどのように捉え、取り組もうとしているのか伺う。

答弁 子供の貧困対策については、本市としても、子供たちの将来がその生まれ育った環境によって左右されず、また、貧困が世代を超えて連鎖することにならないようにすることは重要な課題だと考えている。

 子供の貧困対策に関する大綱にも示されておりますように、重点となる施策は教育分野、福祉分野など、幅広い分野にまたがっておりますことから、それぞれの所管の役割分担のもと、これまで必要に応じて相互に連携しながら事業を行ってきているところ。

例えば、中学生への学習支援に当たっては、子育て支援部、福祉サービス部、教育委員会が連携し、また、経済的困難を抱える家庭等から通う児童への対応は、学校、民生児童委員、家庭児童相談室、保健と福祉の総合相談窓口さーくる等が連携しながら行っている。

 また、現在、千葉県においても計画の策定を進めているので、今後はその状況も注視しながら、教育大綱や子ども・子育て支援事業計画の計画等に基づき、必要な連携のもと取り組みを進めてまいりたいと考えている。

*貧困対策に全庁的に取り組んでいる足立区を視察

足立区では、未来へつなぐあだちプロジェクトと題して、平成26年8月に子どもの貧困対策本部を設置し、平成27年度を子どもの貧困対策元年と位置づけ、専管組織である子どもの貧困対策担当部も設置し、学識経験者を招いて、平成27年度から5年間の実施計画を立てている。

 本市と貧困等に対する状況に違いがあるとは言え、足立区の区長の力の入れ方は半端ではない。

女性の区長ということもあり、きめ細やかな手の打ち方にも共鳴するところがあり、同じようにとは言わないが、船橋でもできたらいいなと思い、一般質問で取り上げた。

 足立区長は、貧困対策に特効薬はない!
だから自治体としてできる──救う・予防する・連鎖を断つ、に主眼を置き、特に貧困の連鎖というのは貧困それ自体より、むしろ親、子、孫と世代が変わっても、貧困状態から脱却できないことが根深い問題であると言われ、切れ目のない支援をしたいと全庁的な取り組みを強化している。

 まず、貧困の連鎖を断ち切るために、生き抜く力を身につけることとして、学校をプラットフォームと位置づけ、自分の能力・可能性を伸ばし、夢に挑戦できるよう、見えない学力の育成をしている。

そのための教育、学びの支援として、
第1段階として基礎学力の定着に向けた事業、
第2段階としてつまずきを解消するための学力向上のための講師配置事業で、この2つの段階については、経済的な支援が必要のないお子さんも対象としている。
第3段階として、成績上位で学習意欲の高い生徒が経済的な理由により、塾に行けない子を難関校に進学できるよう、中学校3年生を対象に勉強会を実施する取り組みをしている。
特にこの中間層の子供たちが学習面でつまずいているところを取り除いてあげることにより、学習意欲が向上し、これまで東京都でも最下位に近い学力だったのが、全国の平均を上回るようになったと、結果を出している。

子供たちは勉強がわかるようになると、おもしろくなって、自分で勉強するようになると区長も嬉しそうに話されていた。


  • 藤川ひろ子(船橋市議会議員)
  • 船橋市議会議員

  • 電 話
    047(463)5185

  • 略 歴
    1959年 東京都葛飾区生まれ。
    15歳の時に千葉県花見川区へ。
    2007年 船橋市議会議員 初当選。

    元幼稚園教論。幼児教室の開催など幼児教育に携わってきました。子どもたちの未来のために、安心して暮らせるまちづくりを目指します。

    市民相談 2,400件。

  • プロフィール詳細

    お問い合わせはこちらから

  • お問合せ・ご意見・ご感想

▲ ページの上部へ戻る