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2019年 06月 21日

太宰治と船橋

作家太宰治の生誕110年を記念し、西図書館2階ギャラリーで7月10日(水)まで「太宰治と船橋」を開催しています。

太宰治は津軽の大地主の家に生まれながら、故郷を離れ東京近辺を転々としていましたが、昭和10年から11年の1年3カ月の間を船橋で過ごしています。

太宰治は船橋を、自身の回想記「十五年間」で「私は千葉県船橋町の家がもっとも愛着が深かった」と述べており、転出する際は、もう一晩この家に寝かせてくださいと手放しで泣いたと記しています。

今回の展示では当時の船橋の街並みをパネルで振り返りながら、「晩年」「ダス・ゲマイネ」など船橋時代に執筆された作品を紹介するほか、実践女子大学文芸資料研究所の協力で近年新たに見つかった、太宰が師事した作家・佐藤春夫宛ての書簡が公開される等貴重な資料7点が展示されます。

市内の太宰治ゆかりの地も紹介されますので、展示をご覧になった後は、ぜひ旧宅跡や夾竹桃と文学碑のある中央公民館前、玉川旅館等太宰治の足跡を訪ねてみてください。