朝市に顔出した後、松が丘東自治会の防災訓練がありました。近隣の町会の役員さんにも声を掛け、消防の方と連携しながら防災訓練を行いました。
私も打ち合わせに間に合うように、9:30に防災倉庫が置かれている会館前の公園に伺いましたが、もうすでに準備されておりました。
防災倉庫に入っている物の確認兼ねて、全て並べてありました。
① 会長さん始め主催者挨拶
② 実施訓練
・ タンスの下敷きになってしまった人をどのように助けるか!
(てこの原理で出来るだけ長いバールを使って、人が出られるスペースを四方に確保する。
次に、倒れている人の首の後ろから手を入れて、頭を自分の太股に乗せる。襟元を引っ張り上半身を引き出す。倒れている人の脇の下から腕をつかみ、引き寄せて立たせる。)
・ 簡易タンカーを作る
(竿2本に前あきチャックの上着の袖を通し、チャックを閉めるとタンカーの代わりになるので、4枚くらい通すと大人が寝られる。毛布でも良い。但し、シートなど滑りやすい物は不可。)
・ 搬送方法
(タンカー・椅子・2人で抱える・負ぶう)
・ 消化訓練…消化器の使い方
(火事だー!と叫ぶ、ピンを抜く、取っての下とノズルの先を持って、プッシュすると水が出る。)
・ 救護訓練…身近な物を使う、止血の仕方…タオルやハンカチが有効。
(出血したら、血が止まる程度に押さえる。ゆわく場合は、ストッキングが伸びるから使いやすい。他人の止血は、感染症予防のために、袋に手を入れて止血。
三角巾の代わりに風呂敷や両サイドを切ったスーパーの袋が使いやすい。)
・ 救急シートは、銀色を表にすると保温。金色を表にすると熱を逃がすので、やけどをしたときに良い。体に巻いたらテープなどで留める。)
・ みんなでバケツリレー
(男性・女性で列を作り、バケツに半分の水を入れて、男性の列に渡す。水の入ったバケツを隣の人に渡しながら、火を消す人に渡す。水を掛けたら、空っぽのバケツを女性の列に渡し、水を入れる人に回す。それを繰り返して、火を消す。)
・ 質疑・応答
① 逃げるときは、風向きのない方に逃げる。
② 松が丘は、津波の心配は無いが、火災に気をつける。
③ 非常持ち出し袋は、自分の家に居られなくなったときに持って避難所へ逃げる。
④ 消化器は、どの大きさでも良いが初期消火が大事。小さな火なら消すことが出来る。
⑤ 送電線が倒れると身動き出来なくなるので、こわい。
以上、大変勉強になりました。役員の皆様ありがとうございました。ここの自治会は、意識の高い方がいらっしゃるので、この輪を広げて行きたいと思います。